イノスインターンメンバーのキヨートです。今回は私からメインフレームについて紹介します。
・目次
メインフレームとは
メインフレームのメリット・デメリット
最後に

メインフレームとは
メインフレームはコンピューターの1つです。皆さんが普段使用しているパーソナルコンピューター(パソコン)との違いは、搭載しているCPUやメモリが大きく異なる点が挙げられます。メインフレームはパソコンよりもCPUの計算能力が高く、メモリサイズが大きいです。つまりメインフレームは1つ1つのジョブに対する処理能力が高く、同時に処理できるジョブが多くなります。その特徴からメインフレームはミッションクリティカルなシステムの稼働を担保するコンピューターとして活用されています。古くから重要な情報を処理・管理する官公庁システムや金融機関の基幹業務システム用のコンピューターとしてメインフレームは活用されています。
メインフレームのメリット・デメリット
先述したようにメインフレームを古くから導入している企業があります。50年以上も前から導入しているケースも多く、メインフレームはまさに歴史を持ったコンピューターといえます。同様にメインフレームで稼働しているシステムも古い歴史を持つものがあり、それらはレガシーシステムとして現在も使用されています。
歴史を持つコンピューターであるが故にデメリットもあり、近年では分散系のサーバに切り替える企業もあります。ここで一度メインフレームを使い続けるメリットとデメリットを整理します。
<メリット>
・古くから稼働しているシステムをそのまま使い続けることができる。
・長い運用期間から得られたノウハウを蓄積している。
・分散系への切り替えコストが不要である。
・仮想化を用いてCPUやメモリを最適に使用し、高パフォーマンスを実現できる。
<デメリット>
・技術者の調達が困難、多くは自社養成となる。
・最新の技術とメインフレーム技術は大きく異なる。
メリットとデメリットを鑑みると、メインフレームを使用している企業が今後も使用し続ける理由は十分にあります。一方でメインフレーム要因の育成は重要な課題といえます。
最後に
メインフレームといえば、大きい・古いといったイメージを持つ方が多いと思います。私も最初はメインフレーム技術を毛嫌いしていました。しかしメインフレームに関する業務・学習を通して、メモリやストレージが貴重な頃(※参考:昔のメモリ価格)から稼働しているシステムの完成度の高さ・資源使用面での効率性の高さを理解しました。
メインフレーム技術者の多くは、先人たちが築いたシステム資産をこれからも守り続けていくといった気概を持っています。私は今後もメインフレームの技術は企業の中で受け継がれていくのではないかと思います。
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